プロフィール

桐朋学園大学音楽学部卒業。ドイツ学術交流会(DAAD)給費留学生としてベルリン芸術大学卒業。
 J.ケージ、K.シュトックハウゼン、I.クセナキス、M.カーゲル、V.グロボカール等の前衛作品を日本初演。独ダルムシュタット国際現代音楽講習会、サントリー音楽財団サマーフェスティバル、ISCM2001横浜大会、アジア音楽祭、ソウルPANミュージックフェスティバル、香港Musicaramaフェスティバル、文化庁舞台芸術国際フェスティバルなど主要な現代音楽祭にソロ出演。 ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と邦人作品を初演。また邦人ソリストとして初めて武満 徹 / ファンタズマカントスIIを演奏した。
 「トロンボーンの新事実」、「yes-yes」、ルネサンス・フルートとサクバットを使用した「過去にある現在」、モーションセンサーを使用した音響ライブ、またグロボカール作品をテーマにしたシリーズリサイタルを展開中。2017年にユニット「コンテンポラリー・デュオ 村田厚生&中村和枝」でスイス・ドイツ5都市のリサイタルを行った。サイト上での奏法解説は作曲家の定番解説書としてレパートリーの開発に貢献している。
 古今東西の歌曲を収録した「Just Sing」、自作を含む前衛作品を収録した「Slide Paranoia」をリリース中。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。

使用楽器
Tenor : Winfried Rapp Model Avant-garde (13.34mm bore 2017 Germany)
Alto : Helmut Voigt (Germany)
Sackbut : Ewald Meinl Model Hainlein (2013 Germany)
Mouthpiece : willie’s MAYUMI T1 custom order for small bore